FC2ブログ
2019.12.31 14:30|好きなこと
今日もたっぷり9時まで睡眠気の済むまで寝られるのは幸せですね。
まー、こういう生活も4~5日経てば飽きがくるんですけどね、私達の場合。

さて、今日はお洒落をして一人で買い物に行ってきました。猫らのえさやりを済ませた後、
イオンモール福津まで足を伸ばして買い残しの食品などを購入。ついでに自分へのごほうびとして
可愛い食器も数点買ってきました。

若い頃からうつわに目がなくて、唐津や小石原などを訪れては気に入ったものを少しずつ買い足していたのですが、
最近は古い器に目が向くようになったこともあり新品の食器を買うのは久しぶりです。

DSC000011.jpg
美濃焼ですが、スリップウェアのような雰囲気に惹かれました。美濃焼は有田焼や波佐見焼と比べると
手の届き安い価格が魅力です。うちでも普段使いの食器は美濃焼が多いです。

DSC000121.jpg
昼用に買ってきたパンをのせてもしっくりきました。どことなく洋の雰囲気がある器です。
2019.12.30 11:33|農業
昨日で一旦年内の仕事は一区切り。
10時間近く爆睡したおかげで、今朝は肌つやが良い。寝過ぎて腰が痛いが、睡眠てほんと大事。

さてさて、正月休み中に来たる一年の作付け計画を詰めていくのが我々の大切な仕事なのである。
夫はサツマイモ苗と落花生種の発注を済ませ、確定申告に向けた経費入力に注力するとのこと。
一年間の経費を科目と月別に仕分けし帳簿入力するこの作業は大変な重労働なので私もお手伝いする。

自分の最重要作業は、野菜毎に記録した過去一年間の栽培履歴と自分の記憶をすり合わせながらの、
2020年に栽培予定の野菜の品種選びと栽培計画の練り直しである。

DSCN72021.jpg
同じ失敗は2度と繰り返したくないので、手を焼いた虫や病気は忘れないうちに克明に記録し、必ず次に生かすようにする。
その他の生育不良やほんのわずかな引っかかりなども貴重な気づきのモトであるから疎かにしてはいけない。

『神は細部に宿り給う』とは、夫の好きな格言のひとつだけれども、農業においても
達人と凡人以下の違いは見落としがちな隅々にまで注意を払えるかどうかだと痛感する。
2019.12.29 14:32|農業
本年も無事仕事納めの日を迎えることができました。
みなさん一年間本当にお疲れ様でした。来年はますます飛躍の年となることでしょう。
変わらぬみなさんのお力添えをお願いします。

良いお年を。

DSCN7195.jpg
2019.12.29 14:29|日々のこと
今年から毎週日曜日のレギュラー番組に昇格したNHKラジオのこども科学電話相談を聴くのが楽しみです。
こども達からの質問にタジタジになる先生が気の毒になったり、意外な視点にほぉ~と感心したり。

愛知県と神奈川県からの参加率がやたら高いんですけど、好奇心旺盛な子供が多いんでしょうかね?
利発で探究心にあふれた子供達と先生のやりとりを聴いていると、日本の未来も捨てたものじゃないな、と思えます。

『人間は何のために生まれてくるの?』という質問に対する先生の答えがすごく心に響いたので、記録しておきます。

・・・〇〇さんは何のためにご飯を食べるのかな?そう、生きるためだよね。でも、ご飯を食べる目的は
ただ生きるためだけじゃないよね。美味しいものを食べると幸せでしょう?人生も食べ物と同じように味わうものなんだ。
大人になると食べ物の味も苦いもの、酸っぱいものなんかの色んな味がわかるようになる。甘くて美味しいだけじゃない、
辛いこと、悲しいこと、それらを味わうために人は生まれてくるんじゃないかな
・・・

あと、コミュニケーション能力を高めたいという子に、脳科学者の先生が、

コミュニケーション能力というのは遺伝で3~5割程度決まっているから、
無理にうまくなろうとするのは限界があると。

色々勉強になります。
2019.12.29 13:49|好きなこと
今や世界選手権よりも注目されるロシア選手権で、”姫”ことシェルバコワが優勝しました。
実を言うと私はトゥルソワとコストルナヤ、シェルバコワの3天才のうち、シェルバコワが一番有望かなと思っています。

GPFを制した美貌のコストルナヤは、先日のGPFの時の3人揃っての記者会見で、終始スマホをいじる姿を見て
ちょっと幻滅。同じく記者会見でのスマホいじり、さらには表彰式と記者会見に飼い犬(チワワ)を抱いて出席した
トゥルソワにも目が点になりました。これらの行為は日本人ならば間違いなくコーチから叱られると思いますが、
ロシアは羨ましいくらい自由ですね。

そんな中、唯一お行儀の良かったシェルバコワが、SPトップのコストルナヤを逆転して連覇。
彼女は以前から理想のスケーターとして真央ちゃんの名を挙げている選手で、今でも折に触れ真央ちゃんへの
憧れを口にしていることから、真央ちゃんへの思いは本物だと思います。おそらく彼女は真央ちゃんの真っ直ぐで
清らかな人間性も含めて尊敬しているのだと思います。

エテリ組の3天才がほぼ全ての大会を制し、世界選手権も今年はこのうちの誰かが優勝する流れでしょう。
個人的には、品があって性格も良さそうで、しかも真央ちゃん好き(コレ大事!)なシェルバコワに長く
活躍して欲しいなぁと思います。
2019.12.28 21:24|好きなこと
仕事が終わった後ハウスに寄って猫らにえさをやり、しばらく一緒に遊ぶのが日課です。
ナスがうちの子になってからはこの楽しみが2倍になりました。

今日もいつものように、ツゥタンを膝にのせて右手で撫で、左手はナスビをナデナデしていました。
私が『お前はほんとに何から何までナスそっくりやね』と話しかけると、ナスが懐かしいしぐさをしました。
他の猫では見たことのない初代のナスだけがやっていたしぐさです。

その瞬間、みるみる涙がこみ上げてきて、思わず落涙してしまいました。
『そうか、やっぱりお前はナスビの生まれ変わりやったんやね。8年経って女の子に生まれ変わって
姉ちゃんのところに帰ってきてくれたんやね、ありがとう』

虹の橋で会えるのを待つしかないと思っていたのに、こうやってまた会うことが出来ました。
私はそう信じています。

DSCN71881.jpg
初代のナスビが一回目に失踪した時に作ったチラシを、遺影代わりに仏壇に置いています。
今日久しぶりに線香をあげて、『ナスビ、帰ってきてくれてありがとうね』と報告しました。

DSCN71901.jpg
今日は良いことがいっぱいあって、実家からミカンのお礼に大好物のかんぼこが送られてきました。
長崎のかんぼこはサイコーに美味しいです!!

DSCN719213.jpg
夫からはお肉屋あんずの土日限定ロールケーキをメッセージ付きでもらいました。
これは明日パートさん達にも配る予定です。
2019.12.27 21:07|農業
今日はMさんと二人で26号の伸兵衛を20箱収穫。
年末につき、値段をいじるかわりにグラムを少し減らした。

できた商品は330袋。もうちょっとできるかなと思っていただけにちょっとがっかりした。
う~ん、やっぱり葉重型の品種は収量がいまいちだなぁ。今西のハンターは葉数型なので、
同じ箱数を収穫すればおそらく1.5倍くらいの商品ができたはず。

味と収量の両立を目指すと、葉がとがって葉数の多い東洋種ということになる。
となるとナントのスクープか、タキイの冬ごのみあたり。どちらも昨年作って今年作らなかった品種。
やめた理由は・・・、失敗を品種のせいにしてしまったんだと思う。腕が未熟なほど品種で何とかしようと
してしまうもの。しかし品種の力には限界があり、結局は自分の技術を向上させないことにはどうしようもない。
この一年で私も一皮むけた気がするので、来年からは品種に頼らなくてもうまくできそうな気がする。

来年はハンター、スクープ、シールドプラス、ドンキー、冬ごのみ、早生グローリーあたりでいってみるかな。
は~、ホウレンソウの品種選びがなかなか定まらない。決めた!と思っても、作ってみると何かしら悩み事が出てくる。
いい加減固めんといかんやろー、自分。

IMG_20191227_1509181.jpgIMG_20191227_1509391.jpg
M1ハウスのドンキー。サカタのドンドンシリーズは葉数型が売り。
ドンキーもゴードンも作ってみたけども、ドンキーの方が良かったので今年も継続。

IMG_20191227_1543301.jpgIMG_20191227_1544131.jpg
9号露地の早生グローリー(左)と伸兵衛。早生グローリーはヤサイゾウムシの食害跡が痛々しい。
伸兵衛は葉色は少し薄めながらとツヤツヤして見栄えが良い。収量がいまいちなのが残念。
2019.12.26 21:49|農業
『コータローがあんずの里に出荷しとるで』と夕飯時に夫。

コータロー君は奥さんの実家のある若宮で農地を借りて農業をしているうちの卒業生です。
なんでも、あんずの里のフェイスブックにコータロー君の商品が映り込んでいたらしいのです。
若宮に住んでいればドリームホープ若宮が出荷先のはず。それがはるばる津屋崎の店まで出荷しているなんて、
もしかして引っ越したとかねぇ、と二言三言コータロー君の話をし、そういえば、と今度は私が元研修生の話を振りました。

米澤さんのブログ、4年振りに更新されとったよ。奥さんのブログも2年ぶりに記事の上がっとった』

前に1度このブログでも取り上げた米澤龍一さんは、2008年に早良区で就農し今に至るまで生姜を専門に作っています。
奥様の作るセンスの良いパッケージの生姜の加工品も人気のようで、就農してからは1度会ったきりなのですが、
永香農園卒業生の貴重な成功事例として陰ながら応援しているご夫婦です。

今まで受け入れたたくさんの研修生のうち、現在進行形で農業をしている人はわずか3人。
米澤さん、コータロー君ともう一人は久山でニンニクを作っている、私達がトシちゃんと呼んでいる田原君。
全員非農家出身で、縁もゆかりもない場所で苦労して土地を借り、まったくのゼロから農業を始めた若者達ですが、
うまく地域に溶け込んで何とかかんとか農業を続けています。そして、米澤さん、コータロー君、トシちゃんの3人には
いくつか共通点があるのです。

① 明るく人見知りをしない性格で、目上の人から可愛がられる
② 奥さん(家族)が協力的

特に①に関しては、見知らぬ土地でうまくやっていくためには欠かせない資質なのではないかと思います。
田舎の人はよそ者に対しては極めて閉鎖的で、自ら飛び込んで行くくらいでないと受け入れてくれません。
うちの夫もそうですが、相手との間に壁を作らず、地域の行事にも進んで参加し、役員等も積極的に引き受けるような
姿勢で臨んで初めて自分達の仲間として見てくれるようになります。

奥さんが一緒に農業をやってくれるに越したことはありませんが、たとえそれが無理でも、重要なのは
妻側に夫の夢を応援する気持ちがあることです。奥さんが非協力的な人はまずうまくいきません。

もちろん全ての卒業生と連絡を取り合っているわけではありませんから、こちらが知らないだけで
他にも就農している人はいるかもしれませんが、それにしても三十人近い研修生から就農できたのは
一割に満たない程度ということからも就農の難しさを実感させられます。

いや、正確には就農のハードルが高いわけではなく、農業への熱い思いを持ち続けることが難しい、と
言った方がいいかもしれません。『自分の生きる道は農業しかない!!』と目に炎を宿してうちに研修を申し込んできた
人達の大半が、時間が経つにつれ当初の情熱を失い、フェードアウトしていきました。

しかし、その程度で萎えるほどの思いならとっとと諦めて他の道を探した方が本人のためです。
生半可な気持ちで続けられるほど農業は甘くないのですから。
2019.12.26 17:13|農業
朝から歳末商戦に水を差す雨。これじゃあホウレンソウの収穫は無理と、パートのMさん、Oさんに
本日お休みの連絡を入れる。26号で軽い湿害が見られたので今日の雨でひどくならなければ良いが。

小ネギの皮むきを終え、調整をK君に任せた後2棟目の冬彦ネギの定植をした。
10月に30数箱播種した最後の9箱だ。

DSCN71631.jpg
1畝で5箱の苗を使ったので1箱分足りなかった。ここの小ネギが採れるのは来年の3月。
春の兆しに喜びを感じ、長いようで短かかった冬に名残を惜しんでいる頃だろう。

DSCN71731.jpg
左半分はホウレンソウ、右半分は小ネギ。

DSCN71671.jpg
猫らと夫。
2019.12.25 21:43|農業
霜が降りる日が増えてきて、ホウレンソウの収穫時間がずれ込む事が多くなってきた。
今朝も小ネギを収穫中、夫からの『霜降りてるで』という電話を受け、26号のホウレンソウに立ち寄る。

DSCN71581.jpg
畑に置いていたトイレテントは霜で真っ白だったが、ホウレンソウは無事だった。より地べたに近い
ホウレンソウには霜が降りずに、コンテナに乗せてあったテントの方に霜が付くなんて不思議なこともあるもんだ。

しかし、数分いるだけで長靴の中の指先がかじかむくらいの冷え込みにやる気をくじかれ、日が当たる時間に
なってから採ろうと思い直し、作業場に向かう。小ネギ3箱の皮むきを終えて時計を見るとちょうど9時半。
そろそろ日が当たってるだろうといざホウレンソウ収穫へ。

26号の伸兵衛は典型的な株張型品種。一本一本は太くてガッチリしているが、葉数型に比べスカスカ感は否めない。
艶があって見栄えが良いだけにそこだけが惜しい。来年は株間を5㎝にして狭くし、粒数を2~3粒に増やすかな。
冬は株間を狭くしないと、のびのび育ちすぎてちぢみほうれん草みたいになってしまうのだ。逆に春以降は株間を
10㎝くらい広くとって徒長と病気予防に留意した作り方をする。

雑草対策を徹底した成果か、今年の秋冬ホウレンソウは初めて満足のいく出来だった。
品種もほぼ固まり、水打ちによる発芽にも手応えを感じることができた。しかし何と言っても今年の成功の一番の要因は
自走式播種機の導入である。これまでは手押し式で四苦八苦しながら行っていた播種作業が格段に楽になった。
今年の成功を詳細に記録し、来年以降はさらに細部まで洗練させ、ホウレンソウ栽培を盤石なものにしたい。
11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

nonogu

Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん3人、後継者候補のアルバイト男性一人に研修生一人。主な栽培品目はアスパラ、ネギ、ホウレンソウ、ニンニク、里芋、落花生。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR