永香農園日誌

今年の冬作ホウレンソウで最後になる種まきをした。
１１月に入ってしまったので、低温伸張性が売りのサカタのクロノスと市川種苗取り扱いのスーパーメガトン、
それにドンキーの余り種の計3品種を３カ所に播種。いつも迅速丁寧な対応の市川店長、佐世保→福岡と
近いこともあるが、今回も注文の翌日には商品を受け取ることができた。ありがとうございます！

ところでこのスーパーメガトンという品種だが、どのメーカーにも同じ名前の品種が登録されていないのである。
タキイのメガトンの後継品種だとは思うのだが、名前は市川店長のオリジナルなのだろうか。
まぁ、そんなこたぁどうでもいい。だいぶ前に作った時の記憶を辿ると、葉色がとにかく濃くて株張りの良い品種だった。

冬場のホウレンソウで全国的に高いシェアを誇るクロノスは、今回初めて作る。こちらも市川店長おすすめの品種だ。
低温伸張性ばかりがクローズアップされる品種だが、味もとても良いとのこと。夫から、ホウレンソウの品種選びは
一番に味で選ぶように、ときつく言われている。作ってみない手はない。

　
（左）まずは９号畑から。ここは多雨に悩まされた去年、湿害で半分以上収穫できなかった。
少しばかり水はけが悪いのが玉にキズだけれど地は悪くなく、何を作ってもそこそこ良いものができる。
（右）最後は作業場前の１５号。ここは１畝のみ。K君がいてくれないと播種作業はお手上げだ。
播種機の運搬、播種後の鎮圧、仕上げのレンザー散布まで一手に担う縁の下の力持ちなのである。