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2024.04.02 22:14|料理とパン、お菓子
吹きっさらしで育てていたニムラサラダスナップは、1月以降ほとんど収穫できませんでした。
寒さと霜のせいだと思うのですが、傷みがひどく食べられるような実が採れなかったのです。

暖かくなって停滞していた樹勢が持ち直し、きれいな実を2か月ぶりに収穫できました。
気温の上昇とともに病気と虫も勢いを盛り返すこれからは、うどん粉病と灰カビ病、ナモグリバエ対策で忙しくなります。

わずかばかりの収穫でしたが、ひろちゃん卵とのオムレツにしました。
卵をさっと溶いて塩少々を加えバターとオリーブ油で炒めます。下茹でしておいたスナップエンドウを入れて出来上がり。
味付けは塩と白だし。混ぜすぎて炒り卵にならないよう、終始強火で大きく混ぜ、半熟でふんわり仕上げます。

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(左)永香農園の九条ネギとせせりの塩だれ炒め。味付けは多めのごま油、酒、みりん、塩、白だし、あらびき黒コショウ、
仕上げに橙果汁を加えてさっぱりと。先に火が通りにくい鶏肉を炒め、酒で蒸し焼きしにネギと調味料を加えます。
ネギのヌルで市販品のようなとろみがつきます。
(中)スナップエンドウのオムレツ。
(右)若松税務署に用事で立ち寄った帰り、お隣の石炭会館1F「三日月」のクロワッサンを夫へのお土産に購入。
たくさん種類があって目移りし、迷った挙句きなこ、紅茶、メープルの3種類にしました。トースターで1~2分
焼くと表面はパリッと、中はしっとり美味しい。
2024.03.31 20:04|料理とパン、お菓子
農業時代のお昼は配達弁当を頼んでいました。
勤め出してからは主に弁当を持参し、時々コンビニ弁当、近所のパン屋さん、
もしくはハンバーガー屋のテイクアウトという感じでした。

それで特に不都合はなかったんですが、市販の弁当とかパンって飽きるんですよね。
以前はご飯が続くとパンが食べたくなっていたのに、今は三食ご飯でも全然平気、
というかパン食べたいなぁと思うことが少なくなりました。

あ、でもフクツリーのクロワッサンダマンドとダークチェリーのデニッシュは別です。
このふたつは毎日でも食べたい程の大好物。引っ越しで気軽に買いに行けなくなり、だいぶご無沙汰です。
思い出したら無性に食べたくなってきました。

おっと、話が逸れてしまいました。
で、市販の弁当もパンも飽きたので、今は毎日弁当を持参しています。
日曜日におかずを作り置きし、冷凍できるものは冷凍して一週間同じおかずを食べ続けます。
昼で一日に必要な栄養の6~7割を摂取するのを目標に、肉魚卵のおかずを2種類以上用意し、
野菜のおかずも2種類作ります。〆は腸活に欠かせないプチトマトの白ワイン煮が定番です。

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おかず1品目は、母のかぼちゃサラダ。とっても美味しかったので母の味を思い出して作ってみました。
レンチンしたかぼちゃを皮ごとつぶし温かいうちにバターを加えます。塩もみしたキュウリとツナも加えて、
マヨネーズと塩で味付けします。

2品目はひじきと大豆の煮物。大豆のイソフラボンが摂れて冷凍もできるうちの定番おかず。
これと、母直伝のわかめとちくわの煮物を一週間おきにローテーションしています。

3品目は、今年で畑仕舞をする永香農園のアスパラを使った炒め物。
夫が就農当初から20年以上作り続けてきたアスパラを、今年の春芽で終えることになりました。
最盛期にはハウス4棟分作っていたアスパラですが、主力のネギ用のハウスを確保する必要に迫られたための、
苦渋の決断です。

アスパラにまつわる思い出は数えきれないほどあります。
とりわけ、早春の頃に土を割って芽を出す春芽は、新たな年に向けて気合を入れてくれる存在でした。
今までよく頑張ったね、ありがとうと心から言いたいです。
2024.03.30 21:28|好きなこと
ぽかぽか陽気で風も穏やかだった今日、遅れていたてごろ菜の撤収作業を行いました。

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てごろ菜を根っこごと引っこ抜き、根と上部に分けて細かくしたら、糠を上からまいておきます。
しばらくして野菜が干からびたら、上下を返して土と混ぜます。糠には乳酸菌等の微生物の好む栄養が豊富なため、
こうすると微生物が寄ってきて残渣が早く分解されます。土中の有用微生物の数も増え、一石二鳥というわけです。

肥料分がたっぷり含まれたキャベツの外葉も余さず土に返します。肥料が高騰しているご時世、
野菜かすはもちろん、雑草も大切な肥料です。活用しない手はありません。

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(左)サントリーの品種、ボンザマーガレットのイチゴショート。想像以上の株張で、気温の上昇とともにどんどん
ボリュームが増してきました。淡い桜色の可憐な花と、こんもりとした姿がとてもかわいらしいです。
(中)アジュガも小さなつぼみが数えきれないくらいに付いています。ムスカリの花もいくつかも見えます。
(右)門扉の花壇にはラナンキュラス(たぶん)。桜の花もじき満開で、春らんまん。
2024.03.29 22:31|好きなこと
何の気なしに買った品が予想外にいいものだったら、すごく得した気分になりますよね。
近所の園芸店でひと鉢100円で手に入れたキンギョソウがまさにそうです。

秋口にパンジーやビオラと合わせて寄せ植えにしたところ、今や鉢の中を覆いつくす勢いで繁茂。
パンジーは健闘しているものの、ビオラとハツユキカズラはキンギョソウの勢いに完全に押され
影が薄くなってしまっています。購入時は摘心されて花の色さえわからない小さな苗だったのに、
まぁなんと生命力の強いこと。

このキンギョソウ、何段にも付く豊かな花が魅力なんですが、
その花を支える茎が不釣り合いに細くて、節から簡単に折れてしまうのです。

ある時、強風で節が折れてしまったキンギョソウを捨てるに忍びなく、小さな花瓶に挿しておきました。
数日に一度水を替えたり、気付いたら花がらを摘んだりする程度の大雑把な手入れにもめげず、
2週間経っても新しい花を咲かせています。

これまでも折々に庭の花を花瓶に生けてきましたが、こんなに日持ちの良い花は初めて。
花粉が落ちないところ、育てるのや手入れの簡単なところも魅力です。

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(左)繁殖力旺盛な桃色の縁取りの花に、濃い紅色の花を挿し色として合わせました。
(中)バラやチューリップといったメジャーな花にも負けない存在感。
(右)ガラスのコップに入れてテーブルの上に。花があると部屋がぱぁっと明るくなります。
2024.03.27 15:37|好きなこと
長崎土産シリーズその2。
母が持たせてくれた土産袋にも、角煮ごはんの素や長崎名物式見かんぼこ等の長崎名物が
パッツンパッツンに詰まっていたんですが、個人的な一等賞は母手作りのかぼちゃサラダです。

子供の頃からかぼちゃに目がなかった私に母が付けたあだ名は、”かぼちゃ娘”。
かぼちゃコロッケにかぼちゃのお菓子、かぼちゃのポタージュにかぼちゃのニョッキetc...
いっときはなんでもかんでもかぼちゃで作っていました。

戦後の食糧難を経験された方が、カボチャとサツマイは一生分食べたから見るのも嫌だと
いう話を時々耳にしますが、私も食べ過ぎてちょっと飽きてしまいました。
なんですが、おそらく母の中では今でも私=かぼちゃのイメージがあるのでしょう。
帰省の時の食卓のかぼちゃ率は高めです。

今回、”皿うどんが食べたい!”という私のたっての希望で、平和公園近くの宝来軒で昼食をとりました。
山盛りの皿うどんでおなかの皮がはち切れそうな状態で実家に帰ると、食卓には母の手料理がずらり。
いやもう何も入らんよと思いつつ、まったく箸を付けないのも悪いのでかぼちゃサラダを一口食べたのです。
カボチャの甘味にキュウリ、ツナの組み合わせが絶妙で、気が付いたら全部平らげていました。
お土産として持たせてくれたものが、写真のものです。今度自分でも作ってみようと思います。

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(左)朝食に食べた紫いものかんころ餅。どんなに美味しいケーキもかんころ餅には敵いません。不動の一番です。
夜に甘いものをとらなくて済むように、甘いものは朝か昼にとっています。
(中)母のかぼちゃサラダ。味付けはマヨネーズと少しの塩。
(右)妹と甥が注文した海鮮ちゃんぽん。私は特製皿うどん。これにエビチリで全員満腹。

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(左)JR九州が1996年からサービスを開始した若者向けの割引サービス、ナイスゴーイングカード。
青春真っ盛りだった当時、その割引を利用して福岡まで遊びに行く足だったのが特急かもめ号でした。
新幹線かもめとして生まれ変わった姿が眩しいです。
(中)、(右)駅前もすっかり様変わりしました。街がモダンに変貌するのは嬉しいけれど、
私の記憶にある懐かしい風景が消えていくのは、ちょっぴり寂しいです。
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プロフィール

nonogu

Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん3人、後継者候補のアルバイト男性一人に研修生一人。主な栽培品目はアスパラ、ネギ、ホウレンソウ、ニンニク、里芋、落花生。

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