永香農園日誌

2/2（土）の作業風景。パート・アルバイト3名全員が作業場に揃ったので、集合写真を撮った。

右端のＭ君はインフル明けで久しぶりの出勤だったが、この直後にめまいを訴え倒れ込んでしまった。
目を開けたまま失神し、呼びかけにも反応がないので、救急車と周囲は一瞬パニック状態。
数十秒後に意識を取り戻したが、本当に焦った。体調が万全でない中、無理して出てきたのだろう。

まだ意識朦朧としたＭ君を自宅まで送り届ける。
「目開けたままで反応もなかけん、焦ったよ」と言うと、「そうだったんですか？何か一瞬目の前が真っ白になって・・・。
その後は全然覚えてないです。でも、お花畑は見えませんでしたよ」と、どこまでも呑気なＭ君であった。
仕事のことは気にしなくていいから、ちゃんと良くなるまで休むよう言い含め、また作業場に戻る。



背が高くて痩せているＭ君には少し病弱っぽい、儚げな雰囲気が漂っている。Ｍ君を見ていると、
余計なお世話なのは百も承知の上で、ついついご飯は食べて来たかとか、ちゃんと寝ているかとか、
あれこれ詮索をしてしまう。

一方、パートＡさん（写真右から二人目）はとにかく丈夫で元気だ。Ａさんが体調不良で休んだのは
私の記憶では１3年間で一回あるかないか。私はＡさんが咳やクシャミをするのさえ聞いたことがない。
これはぜひ一度、御本人に確かめたいと随分前から思っているのだが、いまだに聞けないでいる。