永香農園日誌

というイザベル・アジャーニ主演のフランス映画があったよなぁ・・・、とあまりの暑さに回転が鈍くなった
アタマでぼんやり考えていた。

今日の太陽光線には確かに殺意が感じられた。本能が外に出てはいけないと警告する、
命の危険を感じる熱気。身勝手な人類への罰かと思うほどに。

週間予報を見ても、この先一週間はギンギラギンのお日様印がついた猛暑日が続く。
土日の気温は３７度と３６度。いよいよ未知の世界に足を踏み入れそうな予感がする。
まずは従業員の体調第一、無理な作業は禁物だ。


灼熱の空気が充満する午後３時頃。田園地帯でさえこの暑さなのだから、アスファルトに覆われた
都市部は如何ばかりだろうか。


散髪した小ネギ”ブラックキング”の苗。ホレボレするような良い苗に育った。
今週から農作業は午前中に、暑くなる午後は屋内で調整作業をして過ごしている。
暑さが一段落するまではその方が安全そうだ。


晩ご飯にモロヘイヤスープを頂いた。今日ほど体がこのスープを欲したことはない。
モロヘイヤとニンニクの滋養強壮効果、鶏胸スープのイミダペプチドは疲労軽減効果。
これで明日も何とか乗り切れるだろう。まさに”食は命薬（ぬちぐすい）”である。