長崎駅の名店街、かもめ広場で自分用に波佐見焼の飯椀とそば猪口を購入しました。
ここのところ別の方面に物欲が向いていたので、食器を買うのは久しぶりです。
磁器で有名な伊万里、有田、波佐見、三河内はお隣同士で、江戸時代にヨーロッパでもてはやされた古伊万里も、
実際は有田や波佐見のものでした。近代になっても、波佐見焼は地名度のある有田焼の名前で
全国に出荷されていたそうで、長らく有田焼の下請の地位に甘んじていました。
それが2004年に起きた牛肉の産地偽装問題をきっかけに有田焼を名乗れなくなり、波佐見焼は独り立ちを余儀なくされました。
波佐見町の人口1万5千人のうち2~3割が携わるという窯業は町の基幹産業。知名度向上が急務でした。
しかし、焼き物だけに焦点を当てるのではなく、町全体をブランド化するという大胆な発想で地域の活性化に成功。
波佐見焼の認知度も向上し、売上も上がっていったそうです。今では、伝統にとらわれない斬新な意匠で
若い人達に人気の焼き物に生まれ変わりました。
(左)一見陶器のような色と質感の器ですが、れっきとした磁器です。軽くて丈夫な日常使いの器。
(中)思わずまじまじと見てしまう、緻密で繊細な絵付け。染付の色合いもギトギトしていない藍色で優しい感じ。
(右)上段の真ん中、クジラの絵のそば猪口と、中段の飯椀を買いました。
長年愛用していた納豆鉢が割れてしまったので、そば猪口ですが納豆鉢として使う予定です。
ここのところ別の方面に物欲が向いていたので、食器を買うのは久しぶりです。
磁器で有名な伊万里、有田、波佐見、三河内はお隣同士で、江戸時代にヨーロッパでもてはやされた古伊万里も、
実際は有田や波佐見のものでした。近代になっても、波佐見焼は地名度のある有田焼の名前で
全国に出荷されていたそうで、長らく有田焼の下請の地位に甘んじていました。
それが2004年に起きた牛肉の産地偽装問題をきっかけに有田焼を名乗れなくなり、波佐見焼は独り立ちを余儀なくされました。
波佐見町の人口1万5千人のうち2~3割が携わるという窯業は町の基幹産業。知名度向上が急務でした。
しかし、焼き物だけに焦点を当てるのではなく、町全体をブランド化するという大胆な発想で地域の活性化に成功。
波佐見焼の認知度も向上し、売上も上がっていったそうです。今では、伝統にとらわれない斬新な意匠で
若い人達に人気の焼き物に生まれ変わりました。
(左)一見陶器のような色と質感の器ですが、れっきとした磁器です。軽くて丈夫な日常使いの器。
(中)思わずまじまじと見てしまう、緻密で繊細な絵付け。染付の色合いもギトギトしていない藍色で優しい感じ。
(右)上段の真ん中、クジラの絵のそば猪口と、中段の飯椀を買いました。
長年愛用していた納豆鉢が割れてしまったので、そば猪口ですが納豆鉢として使う予定です。